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老人よ、街に出よう 野沢和弘

リンク: MSN-Mainichi INTERACTIVE 発信箱.

野沢さん 自閉症の子どもを持つ記者さんです

彼と知り合わなかったら 毎日新聞 購読してません?

障碍児・者が普通に隣人であり 高齢者もお隣にいる

そんな普通の風景を ・・・ であります

ある学校の先生から聞いた実話である。

 近所の玄関先で大きな声を出す障害児がいて、迷惑がられていた。その先生の家にも来た。たしかにうるさい。しかし、「あっちへ行け」とも言えず「元気そうで、いいじゃないか」と思うことにしたら、その先生の家にばかり来るようになったという。

 あるとき、近所一帯が空き巣に入られた。ところが、先生の家だけは無事だった。「いつも人の声のするところには泥棒は近寄らないのでしょう」と先生は言う。

 下校途中の小学生が襲われる事件が相次ぎ、世の親たちを震え上がらせている。防犯用PHSを児童に持たせている自治体もある。すぐにSOSを発信すれば初動捜査には役立つだろうが、未然防止にはあまり効果がなさそうだ。

 情報技術や通信機器よりも、やっぱり人間だ。小学校乱入のようなケースもあるが、たいていは誰も見ていないところで子供が襲われる。人の声がするところに悪意は入り込みにくいものだ。親たちが忙しいのなら、お年寄りが地域に出て、いつも人の気配がある街づくりに一役買ってはどうだろう。

 認知症のおばあちゃんが早朝深夜に徘徊(はいかい)し、何かとトラブルを起こしている地域を知っているが、やはり空き巣や痴漢の被害は少ない。

 だいたい、高齢化率のわりに、街で見かけるお年寄りの姿が少なすぎる。自宅に閉じこもり、施設の中で介護予防の訓練を受けているだけではもったいない。

 お年寄りよ、街に出よう。孫たちが大変な目にあっている。見守ってほしい。

毎日新聞 2005年12月10日 0時16分

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