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うちの子・発達障害?:読者の反響 周囲の理解、救いに 悩み抜いた声も

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発達障害とメディア

これも 買い です
買い物かごに入れちゃいました

同じ障碍児(自閉症)を持った おやじ仲間として
行動力 尊敬しております

 ◇現状、なお厳しく

 今月2日から3回にわたり連載した「うちの子 発達障害?」には、我が子の障害が分かるまでの苦労や、周囲の理解を訴える親や家族の切実な声が寄せられた。発達障害者支援法が施行されて2年。早期発見、早期療育の重要性がうたわれ、取り組みを始めた自治体もあるが、今なお厳しい現状が浮かびあがった。【反橋希美】

 ■何回教えても…

 便りの中では、障害と診断されるまで「自分の育て方のせいだ」などと悩み抜いた親の声が目立った。

 千葉県の女性(45)は長女が小学6年の時、注意欠陥多動性障害(ADHD)の「不注意優勢型」と診断された。

 幼稚園の時、何回教えても色の名前をなかなか覚えられなかった。小学校に入ると、よく忘れ物をし、学習面では同級生より習得に時間がかかった。不安になり、発達障害に関する本を読んだが、当初はあてはまると思えなかった。ADHDの多動・衝動性という特性に比べ、不注意優勢型はあまり知られておらず、医師からは「早く分かってよかった」と言われた。

 それまでは学習の課題がこなせない娘を叱咤(しった)激励してきた。障害が分かり「やっと戦う相手が見つかった」とホッとしたという。

 埼玉県の女性会社員(44)の長男(7)は約1年前、アスペルガー症候群と診断された。2歳ぐらいから、保育士に「突然友達をぶつ」などと指摘されていたが、家ではおとなしかったため気づかず、保育園の様子をビデオで撮影してもらい状況を理解できたという。

 いま長男は小学校の特別支援学級へ通っているが「障害として親が受け入れるには、時間が必要だった」と振り返る。「状況を知り、がっかりし、悲しみ、ということを何回か繰り返した後に、『子の幸せ』を考えた。何をすることが彼にとって幸せであり、成長できるのかを考えて育てていくしかないという気持ちにようやくなりました」

 女性は「同じ悩みを持つ親の参考になれば」と、体験や相談先などを紹介する資料を、長男が卒園した保育園に置いている。

 ■行き場がない

 発達障害への理解が浅いため、「しつけのせい」などと親が責められるケースもある。

 広汎性発達障害と診断された小4の次男を持つ千葉県の女性(42)は、病院での受診結果を祖父母に打ち明けると「すべて母親の責任」と言われた。「誰の責任でもないと思うのですが、それは障害の子を持った親だけが思っていることなのでしょうか」とやりきれない思いをつづる。

 自閉症の男児(10)を孫に持つ埼玉県ふじみ野市の佐藤玲子さん(69)は「行き場所がない」と訴える。他の子をたたいてしまうため、公園にも行けず、歯医者や床屋へ連れていくときも、人に迷惑がかからないよう、順番が来るまで車の中で待機させている。「多くの人に自閉症児への理解を深めていただければ」と願う。

 ◇「まず子どもの視点で」--子どもの発達相談室を主宰、山下直樹さん

 「うちの子、発達障害かもしれない」と思ったとき、親はどう対処すればいいのか。西東京市で子どもの発達相談室を主宰し、横浜市の港南台幼稚園でスクールカウンセラーも務める山下直樹さんに聞いた。

     ◇

 乳幼児期において、知的な遅れのないタイプの発達障害は、専門家が見ても、障害があるかないかが非常に分かりにくく、境界線にいる子どもがたくさんいます。まず大切なのは「発達障害かどうか」ではなく、「子ども自身が困っている」という視点で子どもを理解することです。

 例えば、幼稚園で突然友達をぶってしまう子どもがいたとします。大人からすれば「理由もなく友達をたたく子」ですが、視点を子どもに移すと「園の行事があるなど、いつもと日課が違うと精神的に不安になる」など、その子なりの理由を理解できます。すると対応策も見えてきます。港南台幼稚園では今年度、「苦手なことがある子ども」対象の特別支援教室を開設しました。障害の有無にかかわらず、保護者の申し込みで通級できるこの教室では、子どもの視点に立ち、苦手なことを克服します。前出のケースでは、絵カードでたたかない約束をしたり、日課の変更を登園時に担任と確認すると、子どもは落ち着いてきます。

 この教室では、保護者との面接を重ね、必要な場合は医療機関につなげることもあります。診断と療育も大切で、子どもを手助けする有力な手段です。このような専門家による持続的な支援が多くの保育園や幼稚園で必要ですが、ここまで整備されている園はまだ少ないのが現実です。

 子育てがうまくいかないとき、親御さんは自分に原因があると思い込まず、一人で抱え込まないようにしてください。保健師など、詳しい専門家に相談してみることです。また、障害の有無にかかわらず、発達障害の特性や特性に応じた接し方を知るのも、子育ての手助けになると思います。

毎日新聞 2007年9月30日 東京朝刊

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